法務係長のblog

賢くなってみたい私のブログ

高圧的な役員さんへの対応

分かりやすいかしらと思い『高圧的な』と書いたものの、その背景はもしかすると様々で(その事業を引っ張ってきた自負、どうしても思い通りにしたいという熱意、何かを知らなくて恥ずかしいという自意識、経験的に育まれた認識(こちらからすると偏見)などなど)、特に悪意はないのかもしれません。


なので嫌いになることないのかもしれないのですが、人の話をちゃんと聞かずに決めつけで語気強めで『こうだ!』みたいな態度をとられることがあったとき、つい『もう話したくない、、』と思ってしまう。


とはいえ、会社ではお友達を作ってるわけではなくて、仕事をしているので、いやでも誠実に対応せねばとも思い、『嫌だー』と思いつつも、耳を傾けリスクは何か、どう対応すべきか、考えるものの『まぁ、何を言っても気に入らなければダメなんだろうから、適当でいいか、、むしろ適当を求められてるのか、、』と気が抜けてしまう。


法務のフィールドではやはりこちらの経験が高いのは間違いなく、その範囲において明らかに視野が狭いのは相手でも、こちらがバカなふりをするのが良いのか?


それでも負けじと食いつくのが良いのか?


そんなことを考えていて、ふと思いました。


相手との関係で、『この話は聞きたくないんだろうなぁ』とか『プライド高いタイプなんだなぁ』とか今回のように『高圧的なタイプなんだなぁ』とか、予測がついているときはあるていどの対応(『ご存知かとは思うんですが』『不要な心配かも分かりませんが』『念のための確認ではあるんですが』などの枕詞を使ってちょっと心にゆとりを作ってもらうように努める)ができるけれど、そうでないとき、つまり初対面でまだコミュニケーションが始まったばかりの段階ではなかなか難しい。

ならば、最初から『この人高圧的かも!苦手かも!』の前提で常に話をするスタンスにすればどうかと。


そもそも、枕詞は相手を驚かさないマナーの1つ、コミュニケーションにおいては大事なことでもあるし。


相手が役員さんだと、つい枕詞なんて良いから結論から話さねばと思い続けてきたけど、相手も人なので、やはり枕詞をうまく使って円滑に会議を進めたいなと思ったりします。


単純にやり方変えれば、気持ちよく仕事できる話なら、そうしたいです。