「いい仕事ぶり」って
近くのファミレスのウエイトレスさんは、とてもいい仕事ぶりで、行くたびに見とれてしまう。
4人掛けのテーブル20席ほどのフロアを、1人で担っている。
朝なので埋まるテーブルは10席前後とはいえ、休む暇はない。
初めて見かけた時から、いいなぁと思っていたけれど、見れば見るほど素敵な方なのです。
常に小走り。埃を立てずに、違和感のない速度で最速で動く。
新しいお客様が来たら、お客様が気付くずっと前から、目を見て笑顔で近付く。
席に案内したら、立ち去る前に次に自分は何をするか説明し(お水をお持ちします、と)、軽く(でも、きっちり心がこもっている感じ)お辞儀をして立ち去る。
お料理のサーブの際に、同時にもってこれないものがある場合には、「すぐお持ちしますので」と声を掛けてくれる。
赤ちゃん連れの際は、ドリンクバーは、代わりにお持ちしましょうか?との一言!
話す時は常に笑顔で目を合わせて。
そして、本当に周りをよく見ていて、空いたお皿は、少し余韻を楽しませてくれて(食べ終わって、即座に下げられるとなんだか寂しいのは私だけでしょうか、、、)、ちょうど見飽きた頃合いで下げてくれる。
彼女のおかげで、ホテルのレストランに来たような気分なのです。
ここで、ふと、スターバックスコーヒーの店員さんを思い出しました。
彼女の要素に、明るさと、フレンドリーさが加わった感じかな。
ここで、ふと法務マンにとって「いい仕事ぶり」ってなんだろう?と思いました。
・相談に対し、的確な質問をし、的確なアンサーを提供すること
・現場の意向を正確に汲み取り契約書に落とし込むスキルがあること
・会社の意思決定に対し、法務の観点から意見を述べること
他にもあるかもしれないけれど、、、常に頭にあるのは、この3つかな。
これに、明るさとフレンドリーさが加わったらどうだろう??
いい仕事ぶりになれそうな気がする。お仕事って、ほんとに色んな人としてのスキルが求められると思う。
スピード感、相手の状況を把握する力、適切なタイミングでの声掛け、礼節、親しみやすさ、などなど。。。
自分は、何が足りないかな?